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Binance Academyでブロックチェーンの基礎から無料で学ぶ【ベータ版ローンチ】

この記事では、つい昨日ベータ版ローンチが発表されたBinance Academyの概要とコンテンツの一部を紹介します。無料で使えるブロックチェーン学習サイトです。

 

「ブロックチェーンの基礎・・・理解しときたいけど、結構時間かかるんじゃないの?」

 

私も正直そう思っていたのですが、実際にウェブサイトを見てみると、1つ1つの動画が短く、スキマ時間から気軽に勉強を始めることができそうだという印象を持ちました。

ブロックチェーンの基礎を勉強するきっかけに、Binance Academyを活用してみるのはいかがでしょうか。

 

この記事を読んで欲しい人

  • Binance Academyの概要を知りたい人
  • ブロックチェーンの基礎を短時間で無料で学びたい人

 

Binance Academyの概要

仮想通貨取引所を運営しているBinanceが、ブロックチェーン学習サイトBinance Academyのベータ版をオープンしています。

 

この記事を執筆している2018年8月15日(水)現在の情報をまとめます。

項目内容
バージョンBeta v0.1
コンセプト
“Blockchain & cryptocurrency education for the world”
形式
動画(記事やインフォグラフィックなども想定)
トピック以下を含む基本的・応用的なトピック。

  • ブロックチェーンとその応用
  • 暗号通貨やセキュリティのベストプラクティス
  • Binance経済圏
カテゴリ

以下の5つ。

  • BLOCKCHAIN
  • SECURITY
  • BINANCE
  • TOKENS & COINS
  • TRADING
特長

・1つ1つの動画が短く取り組みやすい(現段階では10分以上の動画はない)

・簡単な単語集があるので分からない単語を調べやすい

・取り上げてほしいコンテンツのリクエストや、自分が作ったコンテンツの追加申請ができる

 

Binanceの取引所ページからもアクセスできます。

 

ベータ版ローンチのニュースにもアクセスできて、中身はこんな感じです。

 

次の見出しでは、このニュースでもすすめられている“How Does Blockchain Work?”の動画をまとめながら、ブロックチェーンの基礎を理解していきたいと思います。

 

“How Does Blockchain Work?”でブロックチェーンの基礎を理解

ベータローンチのニュースページでも紹介されている、“How Does Blockchain Work?”の動画で勉強していきます。動画は4分15秒。AliceがBobに2BTC支払う時に何が起こるか、簡単に説明してくれます。

 

すべて英語ですが、YouTube上の動画なので、再生速度を調整できたり、字幕を付けたりできます。

 

私が見た時点では日本語字幕が見当たりませんでした。「自動翻訳」から「英語>>日本語」を選んでもいいですが、翻訳の精度は少し微妙かもしれません。

 

ビットコインで使われるマイニングアルゴリズムSHA-256

SHA-256 (Secure Hash Algorithm 256-bit)は、任意の長さのデータ(テキスト、数字、ファイルなど)を入力として受け取り、固定長256ビット(32バイト)のハッシュを出力する関数です。以下のような特徴があります。

  • 入力が同じなら出力は同じ。入力が少しでも違えば出力は全く違う
  • 一方向性:入力→出力の方向は簡単に計算できるが、出力を元に何が入力だったか計算することは基本的にできない。

正しく当てられる確率は1/(2の256乗)、つまり実質的にとても難しく、安全と言えます。

 

AliceがBobに2BTC支払う一連の流れ

Aliceがメッセージ(実行したい取引トランザクション)をブロードキャストすると、ネットワーク上のマイナーがそのメッセージを受信します。

  • Bobのアドレス(公開鍵がよく利用される)
  • BTCの総量
  • Aliceの署名
  • Aliceの公開鍵

 

署名は、メッセージとAliceの秘密鍵を使って作成されるもので、Alice本人しか作成することができませんマイナーは、受け取ったAliceの署名とAliceの公開鍵を使って、Aliceのメッセージの正当性を確認します。

 

正当性が確認できたら、マイナーはこのトランザクションを自分のブロックチェーン(コピー)にブロックとして追加し、マイニングを試みます。

 

このブロックが有効とみなされるためには、ブロックにSHA-256を適用した出力結果がいくつかの0から始まる必要があります。必要な0の数は「難易度」(difficulty)によって決まり、この「難易度」はネットワーク上に存在する計算資源量によって変わります。

ビットコインでは、ネットワーク全体において約10分に1回ぐらいの割合で条件を満たすブロックが出現するように、難易度が自動的に調整されています。

 

ブロックにそのままSHA-256を適用しても必要な0が揃わないので、マイナーは、様々なnonce (“numbers used once”、ノンス、ナンス) をブロックに付け足しながら何度も繰り返しハッシュを計算し、有効な(=必要な数の0で始まる)ハッシュを出力しようとします。

 

マイニングの肝は、SHA-256アルゴリズムを使って条件を満たすnonceを発見するところにあります。

 

有効なハッシュを出力できる適切なnonceを発見できたら、マイナーはそのブロックをネットワーク上の他のマイナーにブロードキャストし、チェックを受けます。問題がなければ、他のマイナーもそのブロックを自分の手元のブロックチェーン(コピー)に追加し、マイニング成功となります。

SHA-256の「一方向性」があるので、他の人が発見したnonceを使って正しいハッシュが出力されるかチェックすることはとても簡単です。

最初にnonceを発見したマイナーには報酬が支払われます。

 

AliceからBobへ2BTCを支払うトランザクションが認められ、晴れてトランザクション完了です。

 

ブロックチェーンにおける信頼(Trust)

ブロックチェーンの名前にも関係しますが、ブロックチェーン上のブロックは、前のブロックの出力ハッシュを含む必要があり、全てのブロックがハッシュを介してつながっています。また、マイナーは、最も計算に労力を要した、つまり一番長いブロックチェーンを信頼することになっています。

 

ブロックチェーン上のブロックはハッシュによって繋がっているため、ブロック内にあるトランザクションに変更が加えられると、そのブロックの出力ハッシュが変わり、それ以降のブロック全てを変更する必要が生じます

このため、マイナーがチェーンを改ざんすることを考えると、ネットワーク上の計算リソースのうち50%より多くを集めて一番長いチェーンを再計算する必要があり(51%攻撃)、実際には極めて難しいとされます。

 

ブロックを生成するためにコンピュータの計算資源を利用するこのモデルはProof of Work (PoW)と呼ばれます。他に、Proof of Stake (PoS)と呼ばれるモデルなどが存在します。

 

おわりに

Binance Academyの概要と、おそらく最初に見るべき動画“How Does Blockchain Work?”の簡単なまとめを紹介しました。

この動画への理解を深めるために、個人的には、公開鍵と秘密鍵マイニング51%攻撃などを見ることをおすすめします。

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