こんにちは。投資エンジニアの三年坊主(@SannenBouzu)です。
エンジニアとして実際に会社で働いてみると、このように感じる瞬間がありませんか?
エンジニアとして働いてみたけど、思っていたより辛いかも。決められたプロジェクトの中では自分のアイデアを形にするのも難しいし、事業の都合でスケジュールが急に早まってもエンジニア側が合わせて対応しないといけない。どうにか前向きな気持ちで働けないものかな・・・
私自身、そのような悩みを抱えていた時期がありました。ですが、1人で悩みすぎずにプロに相談するという小さな一歩を踏み出してみて、新たな視点を得ることができました。
今回は、第二新卒を終えた頃の私が、レバテックキャリアでキャリアの無料相談を受けてきた体験談を紹介します。
この記事を読んで、「エンジニアが辛い」という気持ちが少しでも軽くなったり、「エンジニアとして前向きに働くためにプロの力を借りる方法」があなたに伝わればうれしいです。
- 第二新卒を終えてエンジニアが意外と辛いと思った方
- レバテックキャリアの力を借りてエンジニアとして前向きに働きたい方
- 転職を視野に入れつつ、同じ職場に残る・部署異動する選択肢も持ちたい方
第二新卒を終えてエンジニアが意外と辛いと思った

正社員のエンジニアとして3年間働いてみましたが、「意外と辛い」と感じる場面が何度かありました。
自分のアイデアを形にするのが難しい
プログラミングで自分のアイデアを形にできることに魅力を感じてエンジニアになりましたが、実際に仕事の中で自分のアイデアを形にするのはそう簡単ではありません。
- 決められたプロジェクトや雑務に多くの時間を取られる
- 自分のアイデアとビジネスサイドの方向性がマッチしない
Webエンジニアの業務内容を解説【1日の仕事の流れも具体的に】で紹介したような業務や雑務に時間を使いすぎると、気づいたら一日がほぼ終わってしまっていたこともありました。
時間を作って、エンジニア同士でサービスを改善したい点をリストアップしてみても、ビジネスサイドが決めたプロジェクトの方が優先されることが多かったです。
ビジネスサイドの都合でスケジュールが早まって苦しむエンジニア
プロジェクトのスケジュールがビジネスサイドの都合で早まり、そのしわ寄せが突然エンジニアに来ることが何度かありました。
エンジニア側からのコミュニケーションによって徐々に改善されていきましたが、当時そのような状況になった大きな理由はこの2つです。
- スケジュール決定についてエンジニアに主導権がなく、エンジニア側から現実的なスケジュールを提示できるようなコミュニケーションができていなかった
- ビジネスサイドが意思決定した結果だけ突然エンジニアメンバーに伝わる
例えば、11月下旬にリリース予定の機能を開発していると、「やっぱりキャンペーン前にリリースしたいので11月上旬にして」と言われるなど。
「そんな急に言われても(キャンペーンあるのは事前に分かってただろうに)・・・」と思いつつ、モヤモヤを抱えてプログラムを書いていたことがありました。
データを分析して施策を実行する環境が整っていない
当時は、サービスのデータを分析して、それに基づいて施策を実行する環境があまり整っていませんでした。
「自分が作った機能が本当にユーザの役に立っているのかよく分からない」ので、徒労感があって辛かったです。
ボタンの細かい見た目の調整を依頼されたときに、その調整に効果があったのか、どうやって計測しているのか、少なくともエンジニア側で把握できる仕組みがありませんでした。
レバテックキャリアの力を借りてエンジニアとして前向きに働く

言い方はあまりよくないですが、ビジネスサイドの駒のように扱われる働き方にストレスを感じ、モチベーションが下がっていた時期でした。
転職エージェントに相談してみた【レバテックキャリア】
「少し冷静になって、前向きに仕事をしたいな」と思って、いくつかの転職エージェントに相談してみることにしました。
彼らは転職のプロですが、プロの視点から自分の市場価値を知った上で、「今の会社に身を置く自分」と「別の会社に身を置く自分」を相対的に比較してみようと思ったからです。
この時相談した

今回私が申し込んだときは、このような流れで話が進みました。
- 無料サポート登録
- ご経験とご希望のお伺い
- 電話を受けて意思確認と来社日程の調整
- 履歴書・職務経歴書の提出
- キャリアの無料面談
登録から面談後にいたるまでのメールのやり取りです。
求人情報がむやみにメールで送られてくることもなく、必要かつ十分なメールの量だったと思います。

面談当日に受け取った資料です。

求人に応募する段階に進むと、希望すればLINEやGoogleスプレッドシートを使ったやりとりができるので、アドバイザーとスムーズに連絡を取ることができます。
ちなみにレバテックキャリアでは、企業からの紹介手数料でビジネスとして成り立っているので、転職希望者は完全無料でサービスを利用することができます。
掘り下げた質問で自分の働き方を見直せる

例えば、私の場合は「ベンチャー企業は1つのサービスしか持たないことも多い。社内で複数のサービスを持っている会社で働く方がいいですか?」など、あまり深く考えたことがなかったけど、実際に転職するとき大事になる観点について質問されました。
その質問を受けて、「あ、自分は、サービスそのものにものすごく愛着があるわけではない。1つのサービスに固執したいわけじゃなく、自分が何かのサービスを改善した実感が欲しいんだな」と気づけました。

本業を抱えながら一人で、本やインターネットの情報を参考に自分の状況を整理する時間と手間を考えると、プロの力を借りて自分の状況を整理する方がずっと効率がよさそうだと感じました。
相談に行く前に、自分のやりたい仕事の方向性を大まかには決めておいた方がスムーズです(私の場合は「データを分析・活用して施策を実行したい」など)。
担当してくれたアドバイザーは、私の示した方向性に沿って事前にいくつか求人票を用意してくれていましたし、休憩時間にも自分にあった求人票を追加で調べて持ってきてくれました。
東証一部に上場している大企業から新進気鋭のベンチャー企業まで、私が興味を持っていた「データを分析して施策を実行」している会社がいくつもありました。
自分のペースで転職活動を進められる
レバテックキャリアでは、無理なく自分のペースで転職活動を進められそうだと感じました。
通常の面接ではなく「カジュアル面談」を希望すれば、気になる企業に質問をしながら自分の志望動機を固めていけるからです。
転職を考える時に、相手先の企業のことが分からないと、本当に応募していいものか不安になりますよね。レバテックキャリアでは、通常の面接とは違う「カジュアル面談」の形で、応募を考えている企業について話を聞くところからスタートできます。
出向く回数は普通の面接に加えて増えてしまいますが、焦らされることなく、時間をかけて納得のいく企業選びをしたいのであればオススメです。
申し込みから転職活動終了までの期限がある転職エージェントもありますが、レバテックキャリアの場合は特にありませんでした。
もちろん「カジュアル面談」だからといって何も準備せず行くのではなく、企業の情報を得つつ、「自分がその企業で働くとしたら」どのように役に立てるか、接点を見つけるつもりで真剣に臨む方がいいと思います。
おわりに:結果的には同じ職場に残った、そして部署異動した

レバテックキャリアで相談に乗ってもらって、自分が応募できそうな企業を見せてもらったり、職務経歴書を見ながらアドバイザーと話した結果、結果的には、いったん同じ職場に残ることにしました。
- 自分の今までのキャリアを客観的に見てもらえて、もともと持っていた機械学習・データ分析の知識や、Webエンジニアとして手を動かした経験が市場で評価されそうだと分かった
- 他の会社に身を置いた自分を想像してみると、あらためて今の職場にいるうちに試してみたいこと(チームの開発プロセス改善、サービスに組み込む推薦エンジンのプロトタイプを作成)が見つかって、前向きに仕事に取り組めるようになった
これらを踏まえて、「自分に変えられることから変えていこう」という前向きな気持ちに変化したことが大きかったです。
できることをやった上で、次の舞台として新しい部署に異動することができました。
エンジニアの仕事が辛いと感じているあなたも、悩みすぎずに小さな一歩踏み出すことで、その辛い気持ちを少しでも軽くしてみませんか?