こんにちは。投資エンジニアの三年坊主(@SannenBouzu)です。
2019年6月から、ふるさと納税の規制がはじまりますね。今回の記事では、こんな疑問に答えます。
6月からふるさと納税の規制がはじまるらしい。消えては現れる高還元率の返礼品をゲットできないと損したような気持ちになるんだけど、そんな状況が改善されるといいな。今年は、規制の前後でどういう寄付戦略を立てて臨むべきか・・・?
私は2015年から4年連続でふるさと納税を活用しており、その間に、上限額を確認してギリギリまで寄付する方法やふるさと納税の控除額を確認する方法を身につけました。
この記事では、ふるさと納税4年間の経験を生かして、規制の前後で高還元率の返礼品探しに消耗しない寄付戦略を解説します。
- 高還元率の返礼品探しに消耗している方
- ふるさと納税の規制について気になるのでおさらいしたい方
- 早めに寄付しておきたいが、ふるさと納税の規制前後で寄付金額の配分と寄付先について迷っている方
ふるさと納税、高還元率の返礼品探しで消耗していませんか?
応援したい自治体を選んで寄付をする「ふるさと納税」制度。
「税金先払い」の形で税金面で優遇されることに加えて、お礼として受け取れる地域特産品など(返礼品)が、近年ますます注目されています。
寄付金額に対する返礼品の価値=「還元率」の高い返礼品に関する情報も日々飛び交っているので、なるべくおトクなものを選んでふるさと納税したいですよね。
とはいえ、還元率にこだわりすぎて、返礼品探しに消耗していませんか?
リン◯ーハット券とかサー◯ィーワン券とかおトクだよね!でも気づいた時には品切れで買えず、なんか損したような気分になる・・・
確かにおトクかもしれませんが、私自身もランキングサイトを探し回った経験を振り返ると、「何がなんでも最高還元率の返礼品をゲットする」というドケチ思考は消耗しますし、心を貧乏にするなと実感します。
返礼品についてもう一点考えておきたいのが、「本当に使いますか?」ということです。
高還元率ランキングで上位にある返礼品は本当に自分にとって必要ですか?
サー◯ィーワンなんて滅多に行かないのに、還元率に踊らされて申し込みしようとしていませんか?
2019年5月まで、規制前のキャンペーンを賢く活用!
ふるさと納税規制に関する改正地方税法が成立し、2019年6月から返礼品が「寄付額の3割以下の地場産品」に規制される見通しとなりました。
地域活性化とあまり関係のない/高還元率な返礼品で納税者の目を引いて寄付金を集める過度な競争を問題視した総務省が、指定した地方自治体だけを税優遇の対象として認める形です。
6月以降は、指定から外れた自治体に寄付しても税金の控除がないので、「高いお金を出して割高な返礼品を買っている」のと同じですね。
特に2018年は高還元率の返礼品が話題になりましたが、改めて考えてみると、「自己負担2,000円で寄付金額30%の返礼品がもらえる」というのは、40%、50%のような最高の還元率でなくてもじゅうぶんおトクではないでしょうか。
例えば、50,000円を寄付したら、自己負担2,000円で15,000円相当の返礼品がもらえます。
高還元率にこだわらないとすると、自分にとって必要な返礼品を探したり、ふるさと納税本来の目的である「自治体の活性化を応援する」側面に目を向ける余裕も生まれます。
そこで、2019年5月までは、ふるさと納税の規制前に開催されているキャンペーンをぜひ活用しましょう。
例えば
「高還元率の返礼品探しに振り回されるのも消耗するし時間がもったいない」と気づいているあなたなら、返礼品を活用して家族で楽しい
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2019年6月から、規制後は「モノからコト」体験型の返礼品を狙う
6月の規制開始後、ふるさと納税の新制度に申請して総務省から指定された自治体が、
- 寄付額の3割以内
- 地場産品
の条件を満たす返礼品を用意、多くの税収を得ようと全国の地方自治体と競争することになります。
5月までの旧制度ではあまり目立たなかった「面白い」返礼品が続々企画される可能性もあるので、目が離せませんね。
千葉県館山市で「数百匹のサメとダイビング」、石川県穴水町で「のと鉄道運転体験」、大阪府茨木市で「陶芸電動ろくろ」のような、地域色を生かした「モノからコト」体験型の返礼品も増えるのではないかと予想しています。
私も先日、陶芸をはじめて試してみたのですが、モノを消費するだけでは得られないような、心が洗われる充実した時間を過ごすことができました。
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規制前と規制後で、ふるさと納税寄付金額の配分はどうする?【寄付戦略】
- 2019年5月までは
キャンペーンを賢く活用しましょう - 6月からは「モノからコト」体験型の返礼品を狙いましょう
- 高還元率の返礼品探しで消耗するのはやめましょう
このような内容をお伝えしてきました。
最後に、ふるさと納税の規制前と規制後で、「寄付金額はどのように配分すべきか?」について戦略を立てておきたいと思います。
何はともあれ、自己負担2,000円で返礼品を受け取れる上限額を確認しておきましょう。
具体的な方法はこちらの関連記事で解説しています。
次に、6月以降に残しておきたい寄付金額を決めます。
「体験型の返礼品に興味がない、できるだけおトクに消費できるものを」というあなたは、5月中に寄付金額の上限ギリギリまで寄付してしまいましょう。
そうでなければ、最低でも1万円、できれば3万円程度を規制後のために残しておくと、面白い返礼品やふるさと納税企画が出てきた時にも対応しやすいと思います。
寄付金額の配分を決めたら、まずは「ふるなび」のキャンペーンが突然終了してしまう前に、Amazonギフト券で確実にトクしつつ、自分に必要な返礼品を賢くゲットすることをおすすめします!
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