このページでは、エンジニアにぴったりの、消耗しない・自動化できる資産運用の始め方を順番にまとめます。
※リンク先がない記事については今後順番に追加していきます。
技術トレンドのキャッチアップやシステムのトラブル対応だけでも手一杯なのに、企業の業績を一つ一つ丁寧に確認、毎日相場の上下を追いかけないと資産運用を始められないとしたら・・・とてもじゃないけど「無理」ですよね。
資産の増減に一喜一憂するのも、思った以上に消耗するものです。
インフレが進むと預貯金が目減りすると聞くので、何かしら備えておきたいけど、資産運用自体であまり消耗はしたくない
可能なところはなるべく自動化して、あまり手間をかけずに済ませたい
本業や遊びに集中したい忙しいエンジニアだからこそ、気軽に始められる・一度設定したら基本的にほったらかしにできる「消耗しない・自動化できる」怠慢な資産運用を活用すべきです。
預貯金だけに頼る昭和の資産運用を卒業して、令和時代こそはお金の不安解消へ新しい一歩を踏み出しましょう。
資産運用で最初に確認したいポイント3点
資産運用を始める前に、必ず「収入>支出」にしておきましょう。
どうしても支出が多くなってしまう場合は、「天引き貯金」で収入の一部を自動的・優先的に別の口座に移し、残りの金額で生活するのがおすすめです。
19世紀の投資家本多静六氏が、「月給4分の1天引き貯金」を実践して蓄えた資金を元手に、投資によって巨万の富を築いた話はあまりにも有名です。
>> 収入と支出を把握して見直す
自分のリスク許容度を知っておきましょう。
言葉は難しく聞こえますが、要するに「どのくらいまでなら自分のお金を失ってもいいか」という話です。
例えば、「金融資産の4割を上限に、最大20%マイナスになる商品に投資する」ためには、全体で1,000万円の金融資産を持っているとすると、80万円までのマイナスを許容する必要があります。
インターネット上のツールを使って気軽に無料診断してみましょう。会員登録なども一切不要・3分で終わります。
>> 適切なリスク許容度とアセットアロケーションで資産を増やす
お金の増やし方を知っておきましょう。
大きく分けると、資産を保有することで得られる「インカムゲイン」と、資産を売買することで得られる「キャピタルゲイン」の2種類があります。
特徴やメリット・注意点を理解して、自分に合った方法でお金を増やしましょう。
「ふるさと納税」の始め方【消耗しない資産運用】
税金を「先払い」するだけで地方自治体から返礼品を受け取れる「ふるさと納税」は、元本割れがなくリターンが確実に得られる珍しい「投資」と考えることもできます。
高還元率の返礼品探しには少し消耗する部分もありますが、2019年6月からはじまる総務省の規制によって、そうした状況も改善されるかもしれません。
各社が開催しているキャンペーンを活用して、消耗せずにおトク度をほぼ無条件でアップさせましょう。
ふるさと納税の「上限」や管理人が実際に利用して特に良かったふるさと納税サイトなど、ふるさと納税を実践する上で役に立つ情報をまとめています。
「つみたてNISA」の始め方【消耗しない・自動化できる資産運用】
つみたてNISAは、2018年にはじまった、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。
対象商品が「長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託」と非常に限定されている分、投資初心者にとって利用しやすい仕組みになっています。
2019年現在、NISA(一般NISA)とつみたてNISA、2つの制度が並行して実施されています。
>> 【徹底比較】NISA(一般NISA)とつみたてNISA
>> 一般NISAからつみたてNISAに乗り換える【実践記録】
NISA(一般NISA)の運用実績(月3万円の積立・3年半でプラス10万円強のリターン)を公開しています。
※運用を開始した2015年当時にはつみたてNISAが存在しませんでした。
リターンの推移も公開しているので、元本割れなどのリスクがある資産に投資したことがなく不安を感じるあなたにも具体的なイメージを持ってもらえると思います。
「iDeCo」の始め方【消耗しない・自動化できる資産運用】
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、一言で言うと「自分で作る年金制度」です。
月々一定の掛け金を積立(拠出)して老後のための資産形成を行うことで、目の前の所得税・住民税の負担を軽く、運用利益も非課税、さらに受け取り時にも節税メリットが得られます。
60歳になるまで受け取れないことが最大のデメリットではありますが、日本に住んで老後資金を形成する上では確実にチェックしておきたい制度です。
「トラリピ」の始め方【消耗しない・自動化できる資産運用】
仕事中や睡眠中にも、自分のために働いて自動で利益を積み重ねてくれる「影分身」がいてくれたら、どれほどいいだろうか・・・
こう思うことはありませんか?
FX自動売買「トラリピ」は、まさにその通りの働きをしてくれます。
「ギャンブル型FX」とは一線を画す「資産運用型FX」と呼ぶべき仕組みを使って、為替相場の上下に一喜一憂することなく、むしろそれをうまく活用して利益の出る注文を自動で繰り返してくれます。
NISAやiDeCoで堅実な投資をすることは確かに大切ですが、慣れてくると少し退屈になってくるかもしれません。
嬉しいことに、トラリピでは忘れた頃に利益確定の通知が飛んでくることがよくあります。
はじめて寝ながら一晩で3,000円稼いだ時の喜びを記録に残しています。
トラリピはその仕組み上、最初に含み損を抱えて後で利益に転じる場合が多いです。
含み損が急に増えても焦らないように、トラリピで運用をはじめて少し経ったらこちらの記事を確認しておきましょう。