iDeCo

iDeCoの商品は運用全体のバランスで決める!メリットを最大限に生かせる商品は?

この記事ではiDeCoのメリットを最大限に生かせる商品の選び方をご紹介します。

 

iDeCoの資料請求でもらったパンフレットにはいろいろな商品が載っていますが、自分がどの商品を選んだらいいのか迷いますよね。

 

その悩みを解決するには、iDeCoに限らず自分の持っている金融資産すべてを上手に使う視点が大切です。

自分の金融資産すべてを使って「何年後に」「いくら欲しいか」「最大どのくらいマイナスに耐えられるか」を丁寧に考えると、iDeCoでどの商品を選べばいいか絞り込むことができます。

 

そうすれば、パンフレットやインターネットの記事を前にあれこれ悩む時間から解放されて、実際にiDeCoで節税と老後の準備を始めることができます。

 

私もこの記事を書きながら、自分がiDeCoで申し込む商品と証券会社を決めました

あなたもぜひ、iDeCoの商品を選んで、資産運用をはじめましょう。

 

この記事を読んで欲しい人

  • iDeCoをはじめるぞ!と決めたけど商品選びに不安や悩みを感じている人
  • iDeCoのメリットを最大限に生かせる商品を選びたい人
  • 自分の持っているお金を有効に活用しながらiDeCoの運用をはじめたい人

 

iDeCo:商品は大きく分けて「元本確保型」と「元本変動型」

iDeCoの商品には、大きく分けて「元本確保型」と「元本変動型」の2種類あります。

 元本確保型元本変動型
特徴満期時に元本と利息が確保される運用状況に応じて元本の変動がある
商品の例
  • 定期預金
  • 投資信託
メモ満期時前の解約(※)では、予定通りの金利がつかない、あるいは元本が割れる可能性はゼロではないiDeCoで選べるのは投資信託のみ

(※)これまで積み立ててきた商品を別の商品に切り替える「スイッチング」など

 

iDeCo:投資信託の選び方は資産の性格を意識する

金融商品のタイプ(株式、債券)によって資産の性格が違います。

一般的な傾向として、「株式」は目指せるリターンが大きい・リスクも大きい、それと比べて「債券」は目指せるリターンは小さい・リスクも小さいと言われます。

商品の選び方 | 手数料・商品 | 個人型確定拠出年金(iDeCo) | 楽天証券より引用

 

いったんiDeCoを忘れて自分に合った資産配分を考える

具体的な商品を選ぶ前に、自分に合ったリスク許容度と資産配分を考えることが大切です。

 

私は、具体的なリスク資産の配分を、おおざっぱに「日本株式:先進国株式=1:1」と決めて、

iDeCoではそのうち先進国株式に集中してお金を投入し、残りはNISAなどで投資することにしました。

 

このように決めた理由は

  • 資産配分は運用パフォーマンス全体の8割から9割を決めると言われる
  • とはいえ、過去のリターンをいくら見ても、未来のリターンは正確には予測できないので細かい配分はあまり気にしても意味がない
  • 将来のための資産運用はiDeCoだけで行われるものではない
  • iDeCoでは「運用非課税」「途中で商品を切り替えるスイッチングができる」メリットを生かすため、「日本株式」より期待リターンが大きい「先進国株式」を集中させて、まずは様子を見ながらはじめてしまうのが合理的

からです。

以下の項目で、補足の説明をしたいと思います。

 

「何年後に」「いくら必要か」「最大どのくらいマイナスに耐えられるか」

まずは、自分の資産運用で、

  • 「何年後に」
  • 「いくら必要か」
  • 「最大どのくらいマイナスに耐えられるか」

を考えてみます。

「老後に働かなくても最低限暮らせるお金を貯めたい」を参考に、例えばこのように決めます。

 自分の答え補足
「何年後に」30年後運用期間を決めます。
「いくら必要か」5,000万円

目標金額を設定します。

17×12×25=5,100万円

「最大どのくらいマイナスに耐えられるか」3分の1最大ドローダウンと呼びます。

 

積立かんたんシミュレーションを使ってみると、

  • 5%のリターン(年率)を目指し
  • 月々6万円ちょっとを30年間積み立てれば

5,000万円を準備できそうだと分かります。

ここで当たり前のことに気づいてしまったのですが、「企業年金なし会社員は、iDeCoの掛金上限額が月23,000円」なので、iDeCoの積立だけではこの計画を達成できません

 

23,000円の積立で30年後に5,000万円を用意するには、9.8%のリターン(年率)が必要なようですが、平均してこのリターンを30年出し続けるのはかなり難しいと思います。

というわけで、改めてiDeCoのことを一旦忘れて、自分の持っている金融資産をどう活用するか考えてみます。

 

iDeCoだけでなく他の金融資産とのバランスを考える

『全面改訂 超簡単 お金の運用術』を参考に、アレンジした方法を紹介します。

  1. 当面の生活に必要なお金を銀行の普通預金に置く
  2. 残ったお金を「リスク資産」と「無リスク資産」に分ける
  3. 「リスク資産」を「守り」「攻め」「遊び」に分けて、最大ドローダウンを設定する
    1. 「守り」は5%リターンを目指すが、最悪1年で3分の1が失われる
    2. 「攻め」は「守り」より積極的に運用するが、最悪1年で3分の2が失われる
    3. 「遊び」は最悪1年で全て失われる
  4. 最大ドローダウンのトータルが、実際に失われたとして大丈夫なように3を調整する

 

この方法を自分で試してみた結果がこちらです。

リスク資産はこの辺りを上限に設定して、この目標も定期的に見直そうと思います。

この配分だと、最大ドローダウンのトータルは4割弱になります。

 

 

 

ちなみに、「5%リターンを目指すが、最悪1年で3分の1が失われる」ための資産配分は、

『全面改訂 超簡単 お金の運用術』をそのまま参考に、「日本株式:先進国株式=1:1」にしています。

このような具体的ですぐ使える知識やテクニックも満載なので、ずいぶん参考にさせてもらっています。

 

私のリスク許容度のシミュレーション結果を見返すと、「金融資産の4割程度までを上限として、投資信託や外貨預金、株式投資などにチャレンジしてみても良いかもしれません。」とあります。

 

少しリスクを取りすぎかもしれません。

ですが、リスク資産(守り)などは積立メインで考えていますし、積み立てている間に総資産も増えていくので、そこまで心配していません。

 

具体的なiDeCo商品を選び、証券会社を決める

リスク資産(守り)で「日本株式:先進国株式=1:1」を運用して、そのうちiDeCoでは先進国株式に運用する。

ここまで決めたら、iDeCoの商品選びに入ります。

 

投資信託の手数料を考える|個人型確定拠出年金ナビ「iDeCo(イデコ)ナビ」を参考に、なるべく手数料の低い投資信託を選びます。

 

比較した結果、私は

eMAXIS Slim先進国株式インデックス をマネックス証券で運用

しようと思っていますが、参考までに「日本株式」と「新興国株式」もいくつか紹介しています。

 

日本株式

商品名運用管理費用(信託報酬・税込)メモ
DIAM DC 国内株式インデックスファンド0.1674%
  • 設定日:2007-09-27
  • TOPIX連動
  • マネックス証券など
三井住友・DCつみたてNISA・日本株式インデックスファンド0.1728%
  • 設定日:2011-12-09
  • TOPIX連動
  • 楽天証券など
DCニッセイ国内株式インデックス0.1728%
  • 設定日:2014-09-30
  • TOPIX連動

TOPIX(東証株価指数)

  • 東証市場第一部に上場する国内株式全銘柄を対象とする株価指数
  • 時価総額の大きな銘柄(大型株)の動きに大きく影響される

 

先進国株式

楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、厳密に言えば「先進国株式」以外にも投資していることになると思うのですが、参考までに載せておきます。

商品名運用管理費用(信託報酬・税込)メモ
eMAXIS Slim先進国株式インデックス0.1183%→0.1177%
  • 設定日:2017-02-27
  • MSCI-KOKUSAIインデックス(円換算ベース)連動
  • マネックス証券など
楽天・全世界株式インデックス・ファンド0.1296%
  • 設定日:2017-09-29
  • FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)
  • 楽天証券など
楽天・全米株式インデックス・ファンド0.1296%
  • 設定日:2017-09-29
  • CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)
  • 楽天証券など

 

MSCI-KOKUSAIインデックス

  • 日本を除く先進国23か国の株式を指数化した株価指数
  • 市場規模の大きいアメリカの割合が大きい
  • 公的年金をはじめとする日本の機関投資家が外国株式を運用する際に最も広く使われている

 

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

  • 新興国を含む世界約7,400銘柄で構成される株価指数
  • 中型株と小型株をカバーし幅広く全世界に投資できる

 

CRSP USトータル・マーケット・インデックス

  • 米国株式市場に上場する約4,000銘柄から構成される株価指数
  • 時価総額加重平均型。大・中・小型株式をカバー

 

新興国株式

商品名運用管理費用(信託報酬・税込)メモ
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
0.204%
  • 設定日:2017-07-31
  • MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)
  • マネックス証券など
インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式0.594%
  • 設定日:2008-04-01
  • MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)
  • 楽天証券など

 

MSCIエマージング・マーケット・インデックス

  • BRICs諸国を含む新興国の株式を対象とした株価指数
  • 市場規模の大きいアメリカの割合が大きい
  • 公的年金をはじめとする日本の機関投資家が外国株式を運用する際に最も広く使われている

 

おわりに:iDeCoの商品は運用全体のバランスで決める

iDeCoの商品を選ぶために、まずは商品の種類をおおまかに整理しました。

その上で、いったんiDeCoを忘れて、「何年後に」「いくら必要か」「最大どのくらいのマイナスに耐えられるか」を考えました。

 

30年後に5,000万円を準備する例では、iDeCoだけでは目標に届くのが難しそうでした。

自分の持っている金融資産を、「リスク資産」「無リスク資産」に分けて、「リスク資産」の中でどのくらいリスクを取りながらリターンを目指せるか考えました。

 

その結果、iDeCoでは「先進国株式」に集中する、と決められたので、そこからなるべく手数料の低い商品(と証券会社)を選びました。

今回は、eMAXIS Slim先進国株式インデックス をマネックス証券で運用する、という結果になりました。

 

iDeCo 商品の選び方

  • 大きく分けて「元本確保型」と「元本変動型」
  • 商品タイプ(株式、債券など)によって性格が違う

  • いったんiDeCoを忘れ、「何年後に」「いくら必要か」「最大どのくらいのマイナスに耐えられるか」決める
  • 商品タイプの割合を決める
  • 具体的な商品を決める

 

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